「稽古」

「稽古」とは

「古」(いにしえ)を「稽」(かんがえる)事

「いにしえ」とは 過ぎ去った古い時代 過ぎ去った月日 昔 過去

 

千利休の言葉に

「稽古とは 一より習い 十を知り 十よりかへる もとのその一」

(一から十まで学んだ後、再び一に戻る)

と言うものがあります

これは

稽古と言うのは 初めて一を習う時と 十まで習い 元の一に戻って再び一を習う時では 人の心は全く変わっていますよ

十まで習ったから これでよいと思った人の進歩はそれで止まってしまい

その真意をつかむ事は出来ないよ

と言う意味

 

繰り返して原点に戻る事で 過去には分からなかった事が 理解できたりするんですよね

 

繰り返して 原点に戻ると言う作業 忘れがちです(汗)